2013年10月15日火曜日

維新の幕開け、大政奉還の日

今から、146年前の、1867年(慶応3年)10月14日は、15代将軍徳川慶喜が、諸藩の重役を、二条城大広間に呼び、政権を朝廷に返上を宣言し、約260年続いた幕府体制が終焉した日です。
1853年(寛永6年)ぺり-が浦賀に来航し、その後、急激に歴史は旋回して、桜田門外の変、尊王攘夷、公武合体政策、薩長同盟、坂本竜馬の船中八策・大政奉還論など、そして、「討幕の密勅」と激動の時代が続いたが、歴史上は、ぺり-が来航以来、わずか15年で江戸幕府は崩壊し、明治維新を迎えた。

「金もない、組織もない。しかし、人と時代を動かした」維新の立役者坂本竜馬。
その時代の圧搾空気が、人材を呼ぶと、司馬遼太郎先生は言われる。
竜馬は、28歳のとき、勝海舟に惚れ込み、その弟子となり、風雲急を告げる幕末、
日本の洗濯を求め、わずか5年で海援隊・薩長同盟・船中八策・大政奉還の偉業を成し遂げ、新しい時代を切り開いた。

時代の変革を求めた、維新の三傑と言われた西郷隆盛、桂小五郎、大久保利通
「賢者は、歴史に学ぶ」と言うが・・・・・・・。

いまの日本は、金持ちはいるけれども、国家社会に責任を感じない。自分の財産と健康のことしか考えない。貧乏人も金持ちもかわらない。
本当に、いまの日本は、政界、官界、財界どこを見まわしても、人物と言うほどの代物はいない。言論界も同じだ、

海舟・竜馬、そして、維新の三傑に学び、人材を育て、世界から尊敬される教育立国日本を再構築しないと国家として坂道を転げ落ちるが、如く衰退するだろう。
徳育(知・徳・体)教育を、全身全霊を賭けて、取り組まなくてはならぬ。
そこから、スタ-トしなくてはなりません。皆さんはどう思われます。
「体から(スポ-ツ)知と徳を学ぶ」よく考え味わって理解してください。

徳育を鍛錬して、日本の夜明けの扉を、天に押し上げた幕末の風雲児の生涯を、いま一度読み解き歴史に学び、覚悟する時代がもうすぐ到来する。

今日から国会いが始まる。課題は山積みしている。
党利党略を捨てて、「国民と国家の平和を優先する勇気ある政治を断行」して欲しいと願うばかりである。

昨年の10月14日大政奉還の記念日に、志士が眠る京都の霊山と歴史館を訪ねた。歴史観は、わが国唯一の幕末維新の専門歴史博物館です。
霊山の山腹には、維新の誕生に尽くした坂本竜馬始め志士たち1356名の御霊を祀ています。
政治家を志す人物と、「生を受けて、世の中に、ことを成したいと、志ある者は、一度訪ねて、維新の志士たちの生きざまを探求してください。

    幕末維新ミュ-ジアム・霊山歴史館
    京都市東山区清閉寺霊山町1    電話075-531-3773

11月15日の竜馬の命日には、竜馬祭が開催され、軍鶏鍋が京都高知県人会の方がふるまってくれます。