2014年5月30日金曜日

空海 善魔の怒り、戯曲小説完成

 先般、予告致しました。「空海、善魔の怒り」戯曲小説が完成いたしました。この物語は、警告の書である。
 恐れ多くも、世界の偉人弘法大師空海が、千二百年の時空を超えて、現世に登場していただいた戯曲である。空海は、原発は人間界がコントロ-ルできない悪魔のエネルギ-である。自然界の四大「地、水、火、風」の怒りをかって大惨事と大事故を起こした。人類史上かってない事態となったにもかかわらず、
悔い改めて廃止するでもない。新しい技術を導入するでもなく、再稼働と輸出をしょうとしている。
 これに対し、「空海は善魔の怒り」を発して人間界は、六諏の世界を輪廻転生して定まることがないと警告する。
今の時代の国の指導者は、強欲な経済至上主義に突き進み善良な国民を地獄に追いやった。六根が清浄でなく飢餓の世界を堂々めぐりしているなど、空海の真言密教の思想を中心に戦国と幕末の英雄が登場して、原発の是非を論じる展開である。

 空海の目指す世界は、「人間が生まれて、長寿をまっとうし、生涯、衣と食そして、住に窮することなく家族がひとところに寄り集って、平和に暮らす」ことのできる世をつくる。そして、人類は、「自然と科学が調和する範囲で進歩」すべきである。この真言密教の教義と理念を実現するため、
「原発廃止」、「トリウム熔融塩炉の早期実用化」、「核兵器完全廃絶」そして、「世界平和」を善魔の如く怒りを発して訴える。

 私は、いまの手垢に汚れた浮世の仕組みを、龍馬の言葉「日本を今一度、せんたくいたし申候」という思いで書いた戯曲小説である。
 本書を読んでみたいという読者には、PCのメ-ルを送っていただければ、贈呈したいと思う。そして、浮世の仕組みの本質を知っていただきたいと念願する。
前田メ-ル「nagoya@maedayuuichi.jp」