2014年11月7日金曜日

平成27年統一地方選挙

平成23年3月11日東日本を襲った未曽有の大震災と大津波。この2日後が選挙の投票日であった。
いまだ、2600名の震災被災者の遺体は不明である。何処をさ迷っているのか成仏もしていない。そして、地震と大津波で破壊された福島第1原発は炉心溶解して、水素爆発で放射能が拡散し放射線50ミリ-地域は人が住めない。そしてセシゥムは自然界で淘汰されるのに30年かかる。汚染水と土。また、核兵器を生むプルトニュムは回収されず、その収拾は未知の領域と言われている。オリンピック誘致の演説で、一国の総理が、放射能の汚染は、コントロ-ルされていると嘘を言う。情けないと同時に大災害の被害者を侮辱している。総理の見識を疑うのは、私一人でないはずだ。

そして、安倍政権は、原発の再稼働と輸出を推進しようと躍起である。原発は、人類滅亡の大きな危険性を持った悪魔のエネルギ-で開発した人間。科学者が制御できない不良品である。冷徹までに「安全」を追求すべきであるにもかかわらず強欲な経済至上主義者は、尊い人命を失う危険性を承知で再稼働しょうとしている。

これが、今の日本の姿である。智慧と慈悲心はあるのか、原発に替わる自然再生可能エネルギ-に転換し危険性を少しでも少なくするのが人の道ではないかと断言する。仏説に、四大という言葉がある「地、水、火、風」この四つは、自然界が人類に与えた自然エネルギ-である。科学者は、自然界を崇拝し、智慧を駆使して生命ある人類と草木の共存と発展のために叡智を結集すべきである。

「自然と科学は、調和する範囲で進歩すべきである」この理念を最大限活用して人間が生きていくように神仏から自然界の恵みを与えられている。
驕り高ぶった人間の科学技術が500年後には、破綻して人類が滅びると言う学者もいる。いま、迫りくる自然界の異常気象。地球温暖化など、私たちが生きている地球が悲鳴をあげているではないか。それがわからない国の指導者は国政から消えて頂きたい。

主題に戻るが、市民の皆さんの声が、選挙をとうして市政に、国政に、届いているかとう問いに対して、主権者が主役であるから届いて当たり前、当然であるが、声が反映されていないのが現実の姿である。

①原発の再稼働と輸出②特定機密保護法③武器の輸出④集団的自衛権⑤消費税10%など、国民の60%は、反対しているではないか。
なぜ、国民世論と反した方向に政治は動くのか「大きな疑問を持つ」人は、私だけでないと思う。身近な市政は、市民と議員の声が反映される確率は高い。
しかし、中央集権官僚政治の元、財界は、政策を献金で買い。官僚は、政策をつくり執行もする。そして、議員と大臣は、追認するだけでは、本当の国民の声は、届くわけがない。安倍政権の「改革とは、増税と福祉の切り捨て、そして、経済至上主義者優先の政治」である。貧富の差と格差が拡大すると同時に、少子高齢化社会を乗りきる政策もない。

なぜ、支持率が50%近くあるのか不思議だ。異次元の金融政策で湯水のごとく国債を発行する国。また、発行して買い取る。このやり方で景気を維持する。日本国の経済破たんの恐れが近づいている。
これが許されるなら福祉の向上のための国債を発行すれば、消費税を上げる必要はない。国民がこぞって福祉国債を購入するだろう。
なぜできないのだろう。消費税1%で約2,5兆円の税収がある。8%で20兆円、10%で25兆円いくら超少子高齢化で社会保障費が増加すると言っても、応分の負担もあるではないか。

しかし、医療、介護、(予防と生活支援)年金は切り捨てるわけにはいかない。これを大胆に削減し、国民負担を増加させ絞り取ると、ときの政権は持たないだろう。一部の上だけが景気が良くなり、末端に波及するという論理はわかるが、時間がかかり過ぎ、オコボレ程度である。
それではダメである。では何をやるのがいいか、異次元の金融緩和を全ての国民に、借金があれば徳政令を、カネのない国民には、現金給付を国債を発行して救済する手はどうだろうか?まあ、非課税世帯と、子育て世帯に対する金券で、増税の負担を一時的に救済するいつもの手で、しかし、増税は永遠に続く。

政冶資金疑惑と公選法違反容疑で、2人の大臣が辞任した。
そんな程度の国会議員グ-ロバルな視野も無ければ哲学もない。政治不信は頂点に達している。
この、国会議員をつくりだしているのが、地方議員である。みなさんは、こんな自民党を応援しますか、先に論述した政権政党の政策に賛成しますか、「政治というものは、過去と現在と対話して、未来を創造することだ」。
そこには、「世の中の苦しみを深く洞察して、智慧と慈悲心を持って、政策を実現することである」。今の自民党の議員に、この思いはない。

身近な統一地方選挙が来年四月にある。驕り高ぶり、やりたい放題の自民党に善魔の鉄鎚を!元自民党の市会議員が本音で話しているのです。

そして、選挙に参加して1票を行使することから始まります。低投票率は、時の政権に加担します。そして、身近な統一地方選挙は、国の政治の基盤である。地方議員が、地元と密着して選挙運動を展開して、票集めをして国会議員が誕生します。国政と地方選挙は連動します。
くれぐれも、よく吟味して投票してください。


また、候補者が何を考え何をしようとしているのか、政治理念と見識そして、実行力を有権者は、よく吟味しなくてはならないが、いまの選挙は、街宣車で名前を声高に言い、少しの紙面、公報に少しの政策を書き、個人演説会で訴える。これだけで有権者に投票を迫る。まともに判断できるわけがない。

私は提案したい。各選挙区の候補者を一堂に会して①自分の政治理念と哲学②市政における政策③その実現に至る予算と効果と数値目標など、公開政策討論会を開催し人物と政策を吟味する機会を設けてはどうだろうか。
そうすれば、有権者の選択の幅と感心は高まり投票率も高くなるだろう。

それをやるのが選管の仕事である。私の立候補する瑞穂区の選挙区は、過去3回の平均投票率は、41%である。2人のうち1人以上は棄権しているのだ。これでは、まともな民意は育たない。選挙は、社会を変える原動力である智慧と慈悲心を持って、この言葉を噛み締めたい。


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