2013年12月25日水曜日

還暦の年、家内と知多新四国八十八箇所巡礼の旅

わたくしは、今年の12月23日で、60歳の還暦を迎えた。11月18日、家内(恵美子)が、あんた暇でしょ、ということで、私、3回目、妻4回目の知多新四国を巡礼することになった。

今回は、87番の長寿寺(緑区)の西回りコ-スからスタ-トした。(日間賀島と篠島の四寺は、去年、家族5人で久しぶりに、日間賀島で一泊しふぐのフルコ-スで、楽しい日を送っ時に回ったので割愛した。)回り始めて五日目、私の誕生日12月23日16番平泉寺(阿久比町)からまわり、最後は、医王寺(南知多町)で、八十八箇所を巡礼した。年内に八事興正寺で満願を迎える予定である。

わたくしは、土佐の高知の生まれで、前田家の宗派は、親鸞聖人の浄土真宗本願寺派本願寺西大谷で、ふるさとのお寺は、正福寺で親戚である。よく子供のとき、父のお母さんに連れられてお寺に行き手を合わせた。
帰りには必ず矢野住職か、おばあさんが甘いまんじゅうを頂いた記憶が今も鮮明に記憶している。
京都東山の本山にも、お寺の墓があり、すぐ東の霊山に眠る土佐の快男児・大政奉還の花火を打ち上げ、日本の未来を開いた坂本竜馬、中岡慎太郎の命日11月15日には双方に参拝する。

先祖供養は、家族の絆の原点である。そして、三密(手を合わせる、ご真言を唱和する、心願を唱える)南無大師遍照金剛・・・・・・・同行二人・・・・
弘法大師空海1200年の時空を超えて愛され、尊敬されている偉人の心と知恵に学ぶことが大切と思う。還暦を迎え、人生これからが勝負だ。長い人生躓くこともある。しかし、何回立ちあがったかが大切だ。

家族の絆と神仏のご加護を頂き、自らの信ずる道を走る。わたしの体内に、善魔の熱い血潮が沸いてくる。いまの世の中、よいことを行うにも悪魔の心境で立ち向かわなくてはならない、いやな世になりつつある。
まっとうな至誠を貫く世の中こそ、先人の教えだろう。驕り高ぶる権力者に鉄鎚を下す眼光鋭い善魔の登場を期待する。
今回の巡礼の旅は、私の心魂を鋼にする旅となった。感謝の極みである。

2013年11月28日木曜日

自民・公明の政権与党の驕り高ぶった国会審議に、善魔の鉄鎚を!

天下の悪法、特定秘密保護法案が、衆議院国家安全保障特別委員会と衆院本会議で自民、公明党とみんなの党の賛成多数で強行採決され可決し参議院に送られた。

修正協議に臨んだ維新は、退席、みんなは3人造反。自民党の村上誠一郎(村上水軍)は、①知る権利が侵害される。②米国には、第三者監視機関がある。この設置が不明確だ③最長60年と長過ぎる政治家として法案に自信が持てないと反対し退席。自民にも男がいた。

みんなの党江田元幹事長と林氏は、「基本的人権にかかわる重大法案。強行採決は容認できない。」林は、「結局、官僚統制強化法。みんなの党是に逆行する。」と。渡辺代表の自民すり寄りには、呆れました。(前田)

この国民の「知る権利」を圧殺する暴挙に対して、マスコミは、唖然とする強硬劇だ。「民主主義の土台を壊すな」、止められぬ野党無力・決められる政治暴走、国民軽視の強行突破だ。「これが民主主義の根幹にかかわる法案を扱う国会の態度か」と訴える。

野党は、「巨大与党が暴走が始まった日」民主党
そして、衆議院本会議で、長島氏は、「小手先の修正で妥協したみんなの党の執行部には失望した。行政機関の長たる首相が第三者機関とは笑止千万だ」とみんなの党をこき下ろした。

しかも、姑息な自民は、「首相がいる場で採決を強行する姿を国民に見せてはまずい」(自民関係者)とみて、質疑を終えて首相が退席した後のタイミングで採決に踏み切った。

また、「マスコミがいい法案だとほめてくれたり、世論もかわるなら会期延長もあるが、そういうことはないだろう」。公明幹部は、この日の衆院通過にこだわった理由についてそう語った。「悪法」批判を受ける同法案を手早く処理し、反発を封じたいとの本音が透けて見えた。恥ずかしい限りだ自民の補完政党で、ブレ-キ役を忘れたら終わりだろう。

国連人権理事会の特別報告者(表現の自由担当)が特定秘密保護法案について「内部告発者やジャ-ナリストを脅かすもの」などとする声明を発表された。
日本ペンクラブ、憲法や刑事法の学者、新聞労連など、さまざまな団体が反対と懸念を表明している。福島で行われた公聴会も7人全委員が反対で原発事故で情報開示が遅れ被害が拡大した。国への不信感も根強い。

これらは国会審議の未熟さと拙速さを示している。それを「数の力」に頼って強引に打ち切る強行採決は、明らかに民主主義に逆行し、傲慢な政権がやることだ。将来に大きな禍根を残すだろう。
法案の最大の問題点は、民主主義や基本的人権を脅かしてでも、国家の都合を優先させる考え方にある。安全保障などの理由から秘密にしなければならない情報はあることは認めても、極めて限定的にとどめ、その他は原則公開するのが民主主義国だろう。
国民の知る権利が侵害され、しかも、秘密の範囲があいまいで、国会や司法のチェックも及ばない悪法である。廃案にするしか道はない。

特定秘密保護法案、成立したら---市民生活はこうなる崩壊する知る権利(11月10日毎日新聞東京朝刊)

原発の津波対策を調べる住民、「そそのかし」で有罪。簡潔にまとめると、警察官の友人に「原発の非常用発電機は津波にやられない場所にあるのかなあ」
・・・・・それ、いえないですすよ。
「どうして?」ほら、新しくできた法律がありますよね。特定秘密の。警備の関係で微妙なところがありまして・・・・・」市民団体の勉強会にも参加して、情報収集に努めたが、わからない。

市幹部の友人も「それはほら、これになったから」と口にチャックをするしぐさをした。
反原発の集会出たりしていませんか気をつけたほうがいいですよ。

その後、彼はテロ防止に関する特定秘密の漏えいをそそのかしたとして、特定秘密保護法違反(教唆)容疑で逮捕された。
多くの関係者が事情聴取された。起訴され無実を主張した。

検察官「被告人は特定秘密に指定されたテロリズムの防止に関する事項の入手を企図し、特定秘密取扱者に対し漏えいを教唆した」

弁護人「被告人が入手しようとした事項とはなんですか」

検察官「特定秘密に指定されており、明らかにできません」

弁護人「中身がわからなければ、被告人の行為を罰すべきかどうか裁判所は判断できませんよ。」

検察官「特定秘密に指定された情報であるから違法です」

かみ合わないやりとりのまま結審し、判決は懲役1年6月、執行猶予3年の有罪。裁判長は「当かく情報は、外形立証により実質的な秘密であると推認できる」と述べた。

特定秘密保護法案では、公務員が情報を漏らさなくても、そそのかしただけで罪を問われる。
報道機関等の取材は「正当業務行為」とされたが、市民が同様のことをすれば教唆や共謀に問われる恐れがある。
こんなことが許されていいのか!
「国民の知る権利を圧殺する悪法である。」だからわたくしは、声を大にして反対しているのです。

先の国政選挙で自民を支持した有権者の皆さん選挙公約で、特定秘密保護法聞いたことあります。ないですよ。こんな重要な法案公約にもない
国民を愚弄した態度、断じて許すわけにはまいらぬ。白紙委任したわけではない。自民党と公明党そして、みんなの党の国会議員、地方議員の皆さんの見解を聞きたいものだ。
逃げずに勇気を持って堂々と論陣を張って下さい。
マスコミ、特にテレビ局に言いたい。
くだらない番組を放映している時でない参議院の審議状況を放映して国民世論を高めなくてはいけませんよ。それが報道の使命でしょう。

驕り高ぶった自民・公明・みんなの党の議員に
善魔の鉄鎚を!
これは、廃案にしないと大変だという思いで、各新聞の記事・社説など、取りまとめてみました。
ご意見・ご要望がありましたらご連絡ください。
また、今年の8月から前田有一ブロク゛を始めましたので投稿、コメントなど気軽に連絡してください。

2013年11月17日日曜日

善魔の怒り、自民党安倍政権に物申す。

善魔の怒り、自民党安倍政権に物申す。

先の衆参選挙で圧勝して、自民党一強時代に突
入し、掲げる政策の中で、三本の矢・アベノミツクス(金融・財政・成長戦略)と、異次元の金融緩和・財政出動で、一時的には、株高・円安そして、デフレ解消などで、景気は浮上した。

国債発行は増加したが、ここまでは、評価するが、安倍首相が目指す「積極的平和主義」①日本版NEC(国家安全保障会議)②特定秘密保護法案③武器輸出3原則の見直し④集団的自衛権の行使を認めるため、憲法解釈の見直し⑤改憲など、この中で、秘密保護法案に対し、わたくしは、怒り心頭である。他は、容認する。

テレビ・新聞などのマスコミそして、学者文化人・法曹界・市民団体など、世論調査でも、約80%
の国民は大反対である。
何故か、国防・外交・安全保障など、国家の命運を決する重要な政策方針・協定の中身が国会に報告もされず、しかも国民に開示されず官僚、大臣の一存で秘密になる。 それも30年も、それを過ぎても5年単位で何年でも延長できる。

主権者たる国民の知る権利を剥奪する天下の悪法である。国民・司法も、国会も、何が秘密になったのか知ることができない。
下手すると永遠に開示されず、闇から闇に葬られる。国民は、自民党に、白紙委任したわけではない。国宝の秘仏でも、一定期間で公開される。
これに反対する国民の声は、神仏の声と思え、善魔の怒りと思え!

驕り高ぶるな、自公政権、最低限第3者機関の設置と開示期限を設けるとともに、国会の調査権を持たせ、一定期間を過ぎれば開示、情報公開すべきである。
先の選挙で自民党に投票した支援者の皆さん地方議員の皆さんの本音の見解を聞きたいものだ。これを国会で、期限を切って強行採決する馬鹿がいたら自民党の未来はないだろう。

衆議院を解散して国民に審判を問え!その勇気はあるか。いいか自民党の国会議員の皆さん、それぞれの見解を表明してください。
ついでに、地方議員の方にも聞きたい。しっかり見解を述べるぐらいの知恵はあるはずだ。
教養と見識ある議員・先生方である。逃げずに堂々と俺は、秘密保護法案には断固反対だと言える勇気ある人は何人いるか、国民は、注視しているだろう。
自民党の元幹事長古賀・野中さん、そして、村上水軍の村上代議士も反対している。

明治維新の三傑の一人桂小五郎は、議会国家を樹立するとき、政策を立案するのものと施行するものが同じであってよいのか。その議論になったとき、官僚に立案も施行させていい、というのが大久保の考えだった。
一方、桂は、政策はあくまで公儀公論、つまり国民が決めるもので、役所はそれを執行する機関にすぎないと主張した。
国民の理解がないとだめだということである。

明治初期の議論である。安倍首相は,吉田松陰誕生の地。長州・山口の出身である。当然、桂は、松陰先生の弟子である。
まごころを尽くして世の中を変えてみせるとの決意「至誠」が松陰先生の遺書「留魂録」書かれている。郷土の先覚者に学んで、指導力を発揮していただきたいと切望する。

国家の大事であっても、秘密主義は、国を滅ぼす。
国民の皆さん居酒屋で政治談議している時でないですよ。自民党・軍部の独走?官邸に電話抗議しょう。
総理官邸の電話は、03-3581-0101
自民党本部03-3581-6211



2013年11月16日土曜日

坂本竜馬誕生祭(命日)の龍馬祭

11月15日京都の霊山護国神社で、毎年開催される。
わたくしは、去年は、前田後援会の日帰りバス旅行で後援会幹部と訪問し、坂本竜馬・中岡慎太郎・下僕の藤吉の墓に、高知の地酒・純米超辛口の司牡丹(龍馬からの伝言・日本をいま一度洗濯いたし申候)をお供えし、静かに手を合わせ黙とうした。

龍馬は、28歳のとき、勝海舟の弟子となり、わずか5年で、海援隊・薩長同盟・船中八策・大政奉還などの偉業を成し遂げ、33歳の誕生日に、京都の近江屋で、陸援隊長の中岡慎太郎とともに刃に倒れた。
歴史小説の大作家・司馬遼太郎先生は、「日本の歴史で、坂本竜馬を持ったことは奇蹟である」と言っている。そして、風雲急を告げる幕末、その時代の圧搾空気が志士(人材)を呼び維新を旋回さしたと。
わたくしは、「竜馬がゆく」の最後に書かれた文章に、感銘を受けた。
「天に意思がある」としか、この若者の場合、おもえない。天は、この国の歴史の混乱を収拾するために、この若者を地上にくだし、その使命が終わったとき、惜しげもなく天に召しかえした。

司馬作品の中での竜馬評、武市半平太「たとえ悪事を働いても、それがかえって愛嬌に受けとられ、ますます人気の立つ男が、英雄というのだ。
竜馬にはそういうところがある。ああいう男と喧嘩するのは、するほうが馬鹿だし、仕損さ」といわせる。
桂小五郎にも「事を成すのは、その人間の弁舌や才智ではない。人間の魅力なのだ。」
「人どころか、山でさえ、あなたの一声で動きそうな思いがする」と評させています。

わたくしは、はじめて、ひとりで車で京に向かった。
車中で、もし、竜馬が大政奉還後も活躍していたならば、歴史はどう展開しただろう。
会津藩の戦。五稜郭の戦い。明治維新の政体。
そして、征韓論。佐賀の乱。西郷隆盛の死など、
つぎつぎと浮かぶ。
内乱を平和的に解決して、欧米列強と肩を並べるために、大きな軍艦で、海外雄飛、それも、西郷隆盛さんといっしよに、想いは果てしない。
誰か、書いていただきたいと切望する。竜馬の素志は、「生を受けて、事をなす」それが、国家の大事であつた。
霊山に、眠る竜馬・慎太郎。いま、大切なのは、彼ら、多くの志士達の素志を受け継ぐ、若者が何人いるのかが、勝負だ。これからの時代、志士たちの生きざまを時代精神し、学ぶ。ことが大切だ。

2013年11月2日土曜日

      「天の意思」 悪魔のエネルギ-原発廃止

人類は、「自然と科学が、調和する範囲で進歩」すべきです。
もう、これ以上日本の美しい自然を破壊してはいけません。人間は、足るを知るべきです。
この理念は、私は「天の意思」であると強く言いたい。皆さん、神仏の目をカッ-ト開いて知恵を振り絞って考えてください。

神社・仏閣に行って本尊に手を合わせ合掌しお礼とお願いをしますが、一度でも神仏の声を聞いたことは、皆さんありますか、無いでしょう。
「神仏の教えは、声は、知恵で聞くものです。そして、天の声は、心で聞き悟るものです。」

私は、原発廃止論者です。言いたいことは、人類は、知恵と心を磨き、神仏の声、すなわち、「天の意思」を知るべきだということです。
地震・台風・津波などの災害列島日本、幾多の災害を乗り越えて、築きあげた美しい日本の風土と自然。その国に、54基の原発がある。
エネルギー資源の少ない日本は、科学技術立国として、原発に依存することは、経済産業の発展過程では、一応、是としょう。

しかしながら、大自然の地震・津波の力・パワ-に打倒され多くの人命が被害にあったではないか。
そして、原発の収拾はいまだめどが立っていない。
驕り高ぶった政・官・財の人命を軽視した効率優先の経済至上主義の「原子力ムラ」の利権集団・中央集権の悪魔の徒に自然界が、鉄鎚を下し大惨事になったが、原発再稼働と輸出に突き進む悪魔の徒・自民党とそれをとりまく利権集団。全く反省の意思が見られない。

私は言いたい。人間としての知恵と心はあるのかと。
わたしたちは、自然の中で生かされているのです。神仏の教え「命の尊さ」を知らない連中が、国家の指導者である。恥を知れ、潔く原発推進政策を捨て身を引けと言いたい。
このままでは人間というエネルギ-まで失うのではないかと心配だ。

政・財・官の悪魔の徒は、脱原発ではエネルギ-が2倍になり、国内産業が空洞化し、日本は成長力を失い衰退すると。
馬鹿なことを言う奴がいる。政策転換し自然エネルギーの開発を推進すればそれに見合った新たなる産業が成長するはずだ。
まだ、地球上には、石化エネルギーは300年埋蔵されている。その間に原発に代わるエネルギ-太陽光・風力・地熱・水力・液化燃料・メタンなどの実用化を高めればいい。
ドイツは、原発から撤退を表明した。リスクが高く費用対効果が悪いということである。

ドイツでできて、なぜ大惨事を受けた日本でできないのか恥ずかしい限りである。
既得権益を守ろうとする利権集団それを擁護する自民党、民主党も同じだ。国政選挙の公約はどこに行った。脱原発を公約にしたが、惨敗し、しかも、国会代表質問で党代表は原発質問もしない国民に対する裏切りである。明日はないだろう。
しかし、わたしが、政治を諦めたら未来の子供に申し訳がない。
わたしは、今年、60歳の還暦を迎えるが、無私・反骨の精神が、この体から湧いてくる。年をとれば、人間丸くなるものだが、少々角があり書生論を訴えることが政治には必要であると確信する。

わたしは、正論を堂々と訴える。この様なときに、奇人と言われた小泉元首相の原発ゼロ発言である。
わたくしは、彼の発言に、「神仏の知恵と心.」をみた。彼の論点は、①放射性廃棄物の最終処分のあてもなく、原発を進めるのは無責任。②使用済み核燃料を10万年も地中に保存するという処理策に「核のゴミ」は管理不可能だ。③福島の原発事故に伴う被害者への補償や事故収拾の費用など、を含めると原発ほど、コストの高いものはない。

 小泉元首相の主義・主張は、まさに神仏の知恵と心を伝道し、「天の意思」を国民に訴えている。
わたくしは、原発政策を推進する悪魔の徒を政界から追放する「政治決断」できるグル-プを結集すべきと考える。
そして、驕り高ぶった自民党の原発推進派を蹴散らし、自然の摂理にあった太陽光などの再生エネルギ-による循環型社会を構築することが地球に生きる万物えの貢献と信じる。

原発を廃止し、人類は、「自然と科学が調和する範囲で進歩」し、世界に尊敬される日本を構築する。
わたくしは、そう確信していますが、皆さんはどう思われます。
ご意見・ご要望がありましたら、電話・ファツクス・メ-ルなどでお寄せ下さい。

2013年10月15日火曜日

維新の幕開け、大政奉還の日

今から、146年前の、1867年(慶応3年)10月14日は、15代将軍徳川慶喜が、諸藩の重役を、二条城大広間に呼び、政権を朝廷に返上を宣言し、約260年続いた幕府体制が終焉した日です。
1853年(寛永6年)ぺり-が浦賀に来航し、その後、急激に歴史は旋回して、桜田門外の変、尊王攘夷、公武合体政策、薩長同盟、坂本竜馬の船中八策・大政奉還論など、そして、「討幕の密勅」と激動の時代が続いたが、歴史上は、ぺり-が来航以来、わずか15年で江戸幕府は崩壊し、明治維新を迎えた。

「金もない、組織もない。しかし、人と時代を動かした」維新の立役者坂本竜馬。
その時代の圧搾空気が、人材を呼ぶと、司馬遼太郎先生は言われる。
竜馬は、28歳のとき、勝海舟に惚れ込み、その弟子となり、風雲急を告げる幕末、
日本の洗濯を求め、わずか5年で海援隊・薩長同盟・船中八策・大政奉還の偉業を成し遂げ、新しい時代を切り開いた。

時代の変革を求めた、維新の三傑と言われた西郷隆盛、桂小五郎、大久保利通
「賢者は、歴史に学ぶ」と言うが・・・・・・・。

いまの日本は、金持ちはいるけれども、国家社会に責任を感じない。自分の財産と健康のことしか考えない。貧乏人も金持ちもかわらない。
本当に、いまの日本は、政界、官界、財界どこを見まわしても、人物と言うほどの代物はいない。言論界も同じだ、

海舟・竜馬、そして、維新の三傑に学び、人材を育て、世界から尊敬される教育立国日本を再構築しないと国家として坂道を転げ落ちるが、如く衰退するだろう。
徳育(知・徳・体)教育を、全身全霊を賭けて、取り組まなくてはならぬ。
そこから、スタ-トしなくてはなりません。皆さんはどう思われます。
「体から(スポ-ツ)知と徳を学ぶ」よく考え味わって理解してください。

徳育を鍛錬して、日本の夜明けの扉を、天に押し上げた幕末の風雲児の生涯を、いま一度読み解き歴史に学び、覚悟する時代がもうすぐ到来する。

今日から国会いが始まる。課題は山積みしている。
党利党略を捨てて、「国民と国家の平和を優先する勇気ある政治を断行」して欲しいと願うばかりである。

昨年の10月14日大政奉還の記念日に、志士が眠る京都の霊山と歴史館を訪ねた。歴史観は、わが国唯一の幕末維新の専門歴史博物館です。
霊山の山腹には、維新の誕生に尽くした坂本竜馬始め志士たち1356名の御霊を祀ています。
政治家を志す人物と、「生を受けて、世の中に、ことを成したいと、志ある者は、一度訪ねて、維新の志士たちの生きざまを探求してください。

    幕末維新ミュ-ジアム・霊山歴史館
    京都市東山区清閉寺霊山町1    電話075-531-3773

11月15日の竜馬の命日には、竜馬祭が開催され、軍鶏鍋が京都高知県人会の方がふるまってくれます。

2013年9月28日土曜日

関ヶ原の古戦場と泉神社の湧水

男の野望が、激突した関ヶ原の戦い。ご存じの通り、1600年(慶長5年)9月15日に、東軍・天下を手中にせんと企む家康、その策動を阻止するため三成挙兵す。
東西合わせて、約16万の兵が関ヶ原に対峙した。
「寝返り、内通」裏切りで、西軍は、島左近などの壮烈極まる戦闘も砲弾に倒れ討ち死にし、夢破れ、10月1日、石田、小西、安国寺は、京都市中を引き回されたうえ、六条河原で斬首された。
9月18日、天下分け目の関ヶ原の戦いの地である石田三成本陣の笹尾山に登り眼下に広がる田園と、決戦の地。そして、松尾山(小早川秀秋)桃配山(徳川家康)、南宮山(毛利、吉川)の山々に陣を構えた武将の決断は、東軍勝利の立役者の秀秋の胸中は、裏切りと言う人もいるが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。義に生きた大谷吉継。傍観軍に囲まれた土佐の長曽我部盛親。捨て釜の陣形で、中央突破して薩摩に逃げのびた島津義久。
歴史にもしかはないが、推理は夢の如く笹尾山の三成本陣で放射する。、6000人が刃に倒れた夢のあと、関ヶ原の古戦場。

私は、古戦場が好きで、小牧・長久手、長篠、川中島など、家内と旅する。その中でも関ヶ原の三成本陣の笹尾山が風情もあり好きだ。

自宅近くの堀田から名古屋高速を北に走り、トンボ橋を越え一宮インタ-で名神高速道路を京都方面に進路を取り養老の次の関ヶ原インタ-で下り、国道365線を西に走ると3分位で右側に古戦場の看板が見え、右折すると小高い山の三成本陣の笹尾山が目の前に見える。(自宅から約1時間位)

その前に必ず立ち寄る名店、そば処幸山、関ヶ原店で、てんぶらそばを食する。
厳選された伊吹そばを使い、挽きたて、打ちたて、ゆがきたて、の三たてそばで、味と香りがふくよかで、のど越しの良いそばで、家族のみんなが旨いという。
そして、天ぷらも揚げたて。お値打ちで1300円です。

何度と食する中、日本の名水百選の雑誌に泉神社の湧水が載っており、店員さんに聞くとすぐ近くという。
そして、当店も湧水を使用しているという。
そば処幸山から、国道356線を西に、伊吹山入口をすぎ滋賀県に入り長浜方面に走ること5分ぐらいで左側に泉神社湧水の看板がありその信号を右折し、農道を走り、一本目の看板を右折する。熊注意の看板を見、左折すると湧水の場所である。

井戸に10本ぐらいのホ-スがあって、活きよいよく湧き出しています。
駐車場はすぐ脇に、3台、南うえには、5台位止めることができます。
私は、必ず始めに、手と顔を洗います。そして一息、湧水を飲む。顔はつるつる、水はまろやかで旨い。しかもタダで持ち帰れる。
泉神社に参拝し、たまに近くの農家の人がつくつた野菜を無人販売の棚の缶にお金を入れ帰路につきます。

家内に言わせると。高速代とガソリンはかかるが、名水で、コ-ヒ-、ご飯炊き、料理、飲料水と使い料理も一段と旨くなったようだ。
ポリタンク5個で100リッタ-、わが家では一カ月位で空になります。


半日の行程です。旨いそば、古戦場、そして湧水。私は、推薦します。

2013年8月9日金曜日

暑中お見舞い申し上げます

 久しぶりに筆を取りました。

 昨年は政治決戦の竜年、衆議院選挙は民主党の失政で自民党の圧勝、第三極の日本維新の会は善戦健闘して54議席を獲得したが、今年の参議院は自民党一強で野党は選挙協力ができず乱立し惨敗。
 私が念願した「中央集権政治」と「既得権益」打破の第三極の結集が出来ず「戦雲の夢」で終わった。

 しかも投票率52%である。これから日本の政治は、3年間は、自民党の独壇場で強権政治の幕が開かれた。

 増税と福祉の後退、そして物価高で国民生活は逼迫するだろう。
 これは、真の主権者たる国民の選択ですが、投票に参加しなかった有権者、半分の責任は非常に重たい。
 投票しなかった理屈はあると思うが、まだまだ与えられた民主主義でレベルは低いと、私は断言したい。

 又、自民一強で受け皿とならなくてはいけないまともな選挙協力もできないバラバラの野党の責任は棄権した国民より重たいだろう。
 小異を捨てて大同団結するか、それとも自民党との部分連合か、それとも大胆な政界再編か、「力無き正義は無効」だ。
 理念と政策を研磨して、小政党が協力して大同団結しないと、国民から失笑されるだろう。

 「党利党略」と「個利個略」右を向いても左を見ても、バカとアホウのいがみ合いでは、国民不在と言われ、政治不信は高まるだろう。

 私は、国民的大作家の司馬遼太郎先生が大好きだ。その司馬先生の言葉は、政治家にはグローバルな視野と哲学が必要ですと。
 はたして何人の議員が大人と子供の差、教養ある崇高な理念と哲学を持って国民に自らの信念と理念を訴えたか?
 時機の勢いだけで勝った人は、上記の言葉を肝に命じ精進してほしいと願うばかりです。

 政治理念の大要は、「人間が生まれて長寿をまっとうし、生涯、衣・食・住に窮することなく家族が、ひとところに寄り集まって平和に暮らす」ことです。
 この大要を達成するために、経済、福祉、教育、外交、防衛などの政策を、国民本位に考え、立案し政策を執行することです。
 しかし、政治家の政策は、皆さん信じられますか。少し前の自公政権である厚生労働大臣が100年あんしん年金と言った方が居た。
 それがどうですか。受給年金の減額と年令引き上げが目前にあり、政治不信は高まるばかりです。

 中央集権官僚政治と既得権益を打破しなくては、格差は一段と広がりますよ。
 国家の政策を立案し、執行する役人と政治家は、常に強者の側に立っている事が明らかです。
 国民目線などは、タワごとの美辞麗句です。

 政治は「経済の法則」で動いています。
 これは、資本主義社会の宿命です。しかし、本当の政治理念と哲学を持った政治家が、先の大要を少しでも充実する為、努力をしたのです。
 医療、介護、年金などの社会保障の後退を主張する議員を次の選挙では、鉄槌を下して頂きたいと思います。

 脱原発問題ですが、これも「金・経済政策」中心の論で動いています。
 脱原発から再稼働推進とウソを言う政党もいます。海外に輸出すると言う人もいます。みなさん、神・仏の目をカット開き見抜かなくてはいけません。

 「人類は、自然と科学が調和とする範囲で進歩しなくてはなりません」
 もうこれ以上美しい日本の自然を破壊してはなりません。
 原発は悪魔のエネルギーです。少しでも、脱原発を目指すべきです。そこに科学技術の叡智を結集して頂きたいと強く念願しています。

 「何年か先に費用対効果」がでます。上記の理念をよく考え足を知り、進まなくてはならないと思うのは私一人ではないと思います。

 今の選挙制度は政党政治です。政党が政策を掲げて候補者を擁立していますが、党の主張と候補者の訴えとが違う候補者が数多くいます。
 「二枚舌と言うことです」こんな候補者でも当選できる・・・・・・ナゲカワシイことです。

 皆さん青臭い書生論が未来を築くのです。それを圧殺するマスコミ、言論界のふところの浅さも問題です。
 国民の皆様に「直言する勇気」で言動を取ると、非難の嵐、今、真実を語る政治家がどれくらいいます。よくそのところを考えて下さい。

 「義務と権利」そして応分の負担をしなければ、持続可能な制度政策は成立しません。
 「真の改革政党」はどこなのかよーーーーーく政策を見極めて、投票して下さい。

 まだまだ暑さ厳しい折り、ご自愛の程。