2013年12月25日水曜日

還暦の年、家内と知多新四国八十八箇所巡礼の旅

わたくしは、今年の12月23日で、60歳の還暦を迎えた。11月18日、家内(恵美子)が、あんた暇でしょ、ということで、私、3回目、妻4回目の知多新四国を巡礼することになった。

今回は、87番の長寿寺(緑区)の西回りコ-スからスタ-トした。(日間賀島と篠島の四寺は、去年、家族5人で久しぶりに、日間賀島で一泊しふぐのフルコ-スで、楽しい日を送っ時に回ったので割愛した。)回り始めて五日目、私の誕生日12月23日16番平泉寺(阿久比町)からまわり、最後は、医王寺(南知多町)で、八十八箇所を巡礼した。年内に八事興正寺で満願を迎える予定である。

わたくしは、土佐の高知の生まれで、前田家の宗派は、親鸞聖人の浄土真宗本願寺派本願寺西大谷で、ふるさとのお寺は、正福寺で親戚である。よく子供のとき、父のお母さんに連れられてお寺に行き手を合わせた。
帰りには必ず矢野住職か、おばあさんが甘いまんじゅうを頂いた記憶が今も鮮明に記憶している。
京都東山の本山にも、お寺の墓があり、すぐ東の霊山に眠る土佐の快男児・大政奉還の花火を打ち上げ、日本の未来を開いた坂本竜馬、中岡慎太郎の命日11月15日には双方に参拝する。

先祖供養は、家族の絆の原点である。そして、三密(手を合わせる、ご真言を唱和する、心願を唱える)南無大師遍照金剛・・・・・・・同行二人・・・・
弘法大師空海1200年の時空を超えて愛され、尊敬されている偉人の心と知恵に学ぶことが大切と思う。還暦を迎え、人生これからが勝負だ。長い人生躓くこともある。しかし、何回立ちあがったかが大切だ。

家族の絆と神仏のご加護を頂き、自らの信ずる道を走る。わたしの体内に、善魔の熱い血潮が沸いてくる。いまの世の中、よいことを行うにも悪魔の心境で立ち向かわなくてはならない、いやな世になりつつある。
まっとうな至誠を貫く世の中こそ、先人の教えだろう。驕り高ぶる権力者に鉄鎚を下す眼光鋭い善魔の登場を期待する。
今回の巡礼の旅は、私の心魂を鋼にする旅となった。感謝の極みである。

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