2013年11月28日木曜日

自民・公明の政権与党の驕り高ぶった国会審議に、善魔の鉄鎚を!

天下の悪法、特定秘密保護法案が、衆議院国家安全保障特別委員会と衆院本会議で自民、公明党とみんなの党の賛成多数で強行採決され可決し参議院に送られた。

修正協議に臨んだ維新は、退席、みんなは3人造反。自民党の村上誠一郎(村上水軍)は、①知る権利が侵害される。②米国には、第三者監視機関がある。この設置が不明確だ③最長60年と長過ぎる政治家として法案に自信が持てないと反対し退席。自民にも男がいた。

みんなの党江田元幹事長と林氏は、「基本的人権にかかわる重大法案。強行採決は容認できない。」林は、「結局、官僚統制強化法。みんなの党是に逆行する。」と。渡辺代表の自民すり寄りには、呆れました。(前田)

この国民の「知る権利」を圧殺する暴挙に対して、マスコミは、唖然とする強硬劇だ。「民主主義の土台を壊すな」、止められぬ野党無力・決められる政治暴走、国民軽視の強行突破だ。「これが民主主義の根幹にかかわる法案を扱う国会の態度か」と訴える。

野党は、「巨大与党が暴走が始まった日」民主党
そして、衆議院本会議で、長島氏は、「小手先の修正で妥協したみんなの党の執行部には失望した。行政機関の長たる首相が第三者機関とは笑止千万だ」とみんなの党をこき下ろした。

しかも、姑息な自民は、「首相がいる場で採決を強行する姿を国民に見せてはまずい」(自民関係者)とみて、質疑を終えて首相が退席した後のタイミングで採決に踏み切った。

また、「マスコミがいい法案だとほめてくれたり、世論もかわるなら会期延長もあるが、そういうことはないだろう」。公明幹部は、この日の衆院通過にこだわった理由についてそう語った。「悪法」批判を受ける同法案を手早く処理し、反発を封じたいとの本音が透けて見えた。恥ずかしい限りだ自民の補完政党で、ブレ-キ役を忘れたら終わりだろう。

国連人権理事会の特別報告者(表現の自由担当)が特定秘密保護法案について「内部告発者やジャ-ナリストを脅かすもの」などとする声明を発表された。
日本ペンクラブ、憲法や刑事法の学者、新聞労連など、さまざまな団体が反対と懸念を表明している。福島で行われた公聴会も7人全委員が反対で原発事故で情報開示が遅れ被害が拡大した。国への不信感も根強い。

これらは国会審議の未熟さと拙速さを示している。それを「数の力」に頼って強引に打ち切る強行採決は、明らかに民主主義に逆行し、傲慢な政権がやることだ。将来に大きな禍根を残すだろう。
法案の最大の問題点は、民主主義や基本的人権を脅かしてでも、国家の都合を優先させる考え方にある。安全保障などの理由から秘密にしなければならない情報はあることは認めても、極めて限定的にとどめ、その他は原則公開するのが民主主義国だろう。
国民の知る権利が侵害され、しかも、秘密の範囲があいまいで、国会や司法のチェックも及ばない悪法である。廃案にするしか道はない。

特定秘密保護法案、成立したら---市民生活はこうなる崩壊する知る権利(11月10日毎日新聞東京朝刊)

原発の津波対策を調べる住民、「そそのかし」で有罪。簡潔にまとめると、警察官の友人に「原発の非常用発電機は津波にやられない場所にあるのかなあ」
・・・・・それ、いえないですすよ。
「どうして?」ほら、新しくできた法律がありますよね。特定秘密の。警備の関係で微妙なところがありまして・・・・・」市民団体の勉強会にも参加して、情報収集に努めたが、わからない。

市幹部の友人も「それはほら、これになったから」と口にチャックをするしぐさをした。
反原発の集会出たりしていませんか気をつけたほうがいいですよ。

その後、彼はテロ防止に関する特定秘密の漏えいをそそのかしたとして、特定秘密保護法違反(教唆)容疑で逮捕された。
多くの関係者が事情聴取された。起訴され無実を主張した。

検察官「被告人は特定秘密に指定されたテロリズムの防止に関する事項の入手を企図し、特定秘密取扱者に対し漏えいを教唆した」

弁護人「被告人が入手しようとした事項とはなんですか」

検察官「特定秘密に指定されており、明らかにできません」

弁護人「中身がわからなければ、被告人の行為を罰すべきかどうか裁判所は判断できませんよ。」

検察官「特定秘密に指定された情報であるから違法です」

かみ合わないやりとりのまま結審し、判決は懲役1年6月、執行猶予3年の有罪。裁判長は「当かく情報は、外形立証により実質的な秘密であると推認できる」と述べた。

特定秘密保護法案では、公務員が情報を漏らさなくても、そそのかしただけで罪を問われる。
報道機関等の取材は「正当業務行為」とされたが、市民が同様のことをすれば教唆や共謀に問われる恐れがある。
こんなことが許されていいのか!
「国民の知る権利を圧殺する悪法である。」だからわたくしは、声を大にして反対しているのです。

先の国政選挙で自民を支持した有権者の皆さん選挙公約で、特定秘密保護法聞いたことあります。ないですよ。こんな重要な法案公約にもない
国民を愚弄した態度、断じて許すわけにはまいらぬ。白紙委任したわけではない。自民党と公明党そして、みんなの党の国会議員、地方議員の皆さんの見解を聞きたいものだ。
逃げずに勇気を持って堂々と論陣を張って下さい。
マスコミ、特にテレビ局に言いたい。
くだらない番組を放映している時でない参議院の審議状況を放映して国民世論を高めなくてはいけませんよ。それが報道の使命でしょう。

驕り高ぶった自民・公明・みんなの党の議員に
善魔の鉄鎚を!
これは、廃案にしないと大変だという思いで、各新聞の記事・社説など、取りまとめてみました。
ご意見・ご要望がありましたらご連絡ください。
また、今年の8月から前田有一ブロク゛を始めましたので投稿、コメントなど気軽に連絡してください。

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