2015年12月31日木曜日

仏さまでも極楽浄土を築くためには戦う。

皆さんご存じの通り、釈迦三尊といわれるお釈迦様の両脇には智恵の文殊菩薩と慈悲の普賢菩薩がいる。そして、四方には四天王が睨みをきかして怖い顔で立っている。また、寺院の山門には、金剛力士像がある。

これは、煩悩の鎖を断ち切れない自我意識の強い横着な不届き者からお釈迦様・本尊を守るためである。ただ、お釈迦さまに帰依して念仏を唱え修行し涅槃、悟りの境地に至っても、武力を振りかざす相手には念仏では勝てない。

「国家の平和は、武力を盾にした戦力を保持して勝ち取るべきものである」有史以来歴史が証明している。愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶという。

そして、お釈迦さまと大日如来は、「世界平和」を実現するため、煩悩の鎖を智恵と慈悲心の刀と槍で打ち破り、己と戦い自由自在の涅槃の悟りの境地になり、平和を勝ち取らなくてはならないと言う。また、人間は仏教と儒教の教えである浮世の仕組みを学び秩序と道徳、法律をつくり価値観を共有して戦のない平和な社会生活を構築していかなくてはならないとしている。

当たり前のことだが、何も私は、戦争をしろと言っているわけでない。過去の日本の歴史と教訓に学び、「平和外交」と「経済協力」で協調して、ともに発展していくべきと考えている。しかし、あってはならないことだが、強欲な覇権主義には、毅然とした態度で臨まなくては、国家の平和はありえない。そのための安保の改正であると確信している。

国家の本尊は国民である。その国民の願いである「平和な国づくり」を実現することが政治家の最大なる責務である。そして、「経世済民」経済の繁栄によって、国民を救済し豊かな国をつくる。

私の政治理念である「人間が生まれて、長寿をまっとうし生涯、衣と食そして住に窮することなく家族がひとところに寄り集まって平和に暮らすこと」
この理念を実現するために政治はある。

日本が世界一の長寿国となった理由は、①食生活が豊かになったこと。そして、②医療技術が進歩したこと。③戦後70年戦争がなく平和な国であったことの三つがあげられる。私たちは、過去と現在と対話して、未来を創造しなくてはならない。それには、先人と歴史に学ことが大切である。

そして、何よりも、「人づくりは、国づくり、その基本は教育である」未来を担う人材をつくる教育先進国日本を実現させなくてはならない。
「戦争のない平和な世界」の実現。そして、「生きる喜び」を体感できる国づくりため、お釈迦さまでも極楽浄土を築くために戦うのである。

来年は、申年であるが、見ない、聞かない、言わない。の三猿ではいけない。六感を研ぎ言うべきことは主張しなくてはならない。
いい、安穏な年としたい。

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